文化祭に向けて

始業日から4日間かけて行ったルーブ・ゴールドバーグマシンプロジェクト。
無事、ピタゴラ装置が完成しました!
成功動画をみんなで見ると、「おぉ~!」と歓声があがりました。
ピタゴラ装置を作る上で条件として最初に挙げられていた3つの観点をもとに装置の出来をチームごとに評価しました。(3つの条件とは①自由落下、平面加速、平面反射、坂道における等加速度運動の4つの物理法則の一つを必ず組み込むこと。②ギミックを5つ以上組み入れること。③1装置の中で持続時間を10秒以上にすること。)
最終得点で、1位に輝いたのはK君、S君、I君チームでした。
各チーム切磋琢磨しながら、工夫を凝らし、出来を高めていきました。

ルーブ・ゴールドバーグマシンプロジェクトを通して、プロジェクトというものを体感した後は、この学びを文化祭へとつなげていきます。
文化祭はロボットを使ってプロジェクトを行っていきます。
本日は文化祭の企画を考えていく上で、ロボットの授業を行いました。

授業の冒頭、「ロボットといえばなんですか?」の問いに、
子どもたちからは、ドラえもん、ロボコン、からくり人形、ロックマンなどの意見ができました。

世の中にある様々なロボットの動画を見ます。
感想を聞かれると、K君は「面白い」N君は「動いてたのがすごい。」H君は「進歩してきてる。」
ロボットの授業、第1回目は『ロボットとは何か?』というテーマの授業でした。

ロボットの起源は今からおよそ100年くらい前、1920年まで遡ります。
チェコのカレル・チャペックという人が、戯曲により「ロボット」という言葉を生み出したといわれています。ROBOTOの意味は、強制労働。
ロボットの定義は『人の代わりに作業・労働させることを目的に人の姿や自律行動をまねして作られたもの。』
このようなロボットの基本的な知識について学びました。

この定義を念頭に、様々なロボットについて、ロボットかどうかを検討していきました。
先生の「パソコンを作るロボットやペッパー君、アンドロイド、ドローン、からくり人形。これらは全てロボットなのでしょうか?」という問いに、「全部ロボットだと思う」と答えたのはB君。
「ドローンが違う」「ドローンが怪しい」と異論を唱えたのはI君、C君、K君、A君。
実は、全部ロボットです。B君がただ一人、正解者でした。

ロボットには、産業の自動化で用いられる産業用ロボットと、ペッパーやアンドロイドなど産業ロボット以外のサービスロボットがあります。
「では、ドローンはどっちの種類でしょうか?」と聞かれると、意見が分かれました。
正解は産業用ロボットです。

昔は産業用ロボットしかありませんでしたが、2000年代からサービスロボットが登場しました。
サービスロボット登場の背景には、人工知能の台頭があります。
人工知能により、カクテル作り、受付、役者、お笑い芸人、銀行、ペット、農業、盛り付けなど、ロボットの可能性が広がりました。
「頑張れ」と応援してくれるロボットや拍手してくれるロボット、完全無人レストランまで誕生しました。
授業の後は、今後文化祭でロボットをどのように使っていくか、企画を考える上で、まずは、現在世の中でロボットがどのように使われているかを調べていきました。

以下、生徒が調べた内容を一部載せます。
K君・・・注文票を作って、注文を受けてくれるロボット。ダイエットのための献立を考えてくれる人工知能。場所を案内してくれるロボット。自動会計。無人コンビニ。
A君&N君・・・ものを運んでくれるロボット、じゃんけんロボ。
H君・・・犯人を見つけてくれるAI。マツコロイド。目覚ましロボ
K君・・・コミュニケーションロボット、人を癒すロボット、お手伝いロボット、パートナーロボット、おしゃべりロボット、遠隔操作ロボット、教育ロボット
M君・・・ロボットシェフ。ロボットそうじき。
S君・・・誘導ロボット道案内。
D君・・・ロボットアーム。
I君・・・受付ロボット、コップ運びロボット、お酌ロボット、愚痴を聞くロボット。

引き続き、ロボットについて学習しながら、文化祭の企画を考えていきます。

 

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