翔和学園大学部

就労・社会的自立・親亡き後の暮らしに不安を抱えていらっしゃる方、専門学校・大学中退等により居場所がみつからない方、お子さまのひきこもり状態やネット依存でお困りの方、先ずご相談ください。

カリキュラム(~2020)

大学部の重点課題

自立した大人としての社会参加を目指した教育を行います。 しかし、それは単純な作業訓練の繰り返しやパターン化されたソーシャルスキルの詰め込みといった「大人らしさを無理に詰め込む」教育ではありません。 むしろ、青春を謳歌して「子どもらしさを使い切らせる」ことにより、真に自立した大人になることを目指した教育です。 青春時代を熱く,楽しく通過した「気力」こそが彼らの社会参加に不可欠な要素であるという考えのもと、翔和学園の教育理念が最も色濃く具現化された教育を行います。

(1)凸をとことん伸ばすギフテッド教育

① 苦手さばかりを支援する特別支援教育からの脱却

② 一人ひとりの特異な才能を見つけ、能力を伸ばす支援

③ 特異な才能を生かして何か一つのことにとことん熱中する時間
(例)プロジェクションマッピング・楽器・手芸・絵画・カメラなど

(2)凹を補う学習支援と知的興奮を保証する学問

① 読み・書き・計算を中心とした「アカデミックタイム」

② 見る力・聴く力・正しく体を動かす力を向上させる「トレーニングタイム」

③ 哲学や文学、歴史や経済などを本格的に学ぶ「スペシャル授業」

(3)青春時代を謳歌する行事群

① 遊休農地を開墾しエコビレッジ作りに取り組む「翔和学園王国プロジェクト」

② 企画・運営すべてを自治活動で行う文化祭

③ 全員が汗びっしょりになる大運動会

④ 人生の区切りの儀式「翔和学園成人式」

⑤ 朝から晩まで学生全員主役・学生全員スピーチの卒業式

ワークセンター翔和(就労支援)

翔和学園では卒業後の進路(就労)を確実なものとするため、就労移行支援事業所を運営しています。大学部の教育で培った「生きていく気力」を「働く意欲」に結び付け、 職業生活を継続させる力を身に付けていきます。就労支援を通じて、本人に最適な職場を探し、就労に導くだけでなく、就職後もアフターフォローを行い、定着支援に努め、就労の継続と安定に努めています。

就職実績

就職率
福祉的就労を含めた就職率:93.8%
就職率:64.6%(一般就労)
定着率:80.0%(3年間)

過去の就職先例

あずさ監査法人(事務)
株式会社HCLジャパン(事務)
株式会社NSD(事務)
株式会社三徳グループ(商品補充)
チムニー株式会社(調理)
マニュライフ生命保険株式会社(事務)
すかいらーく株式会社(調理・洗い物)
株式会社やさしい手(介護)
株式会社ローソン(パン製造)
株式会社ダイヤモンドダイニング(店内清掃)
山崎製パン株式会社(製造ライン)
キリンシティ株式会社(調理)
株式会社フォトワークス(写真加工)
株式会社アルプス技研(事務)
JRリテールネット株式会社(事務)
関東マツダ(洗車)
株式会社リコー(在庫管理)
株式会社ライフコーポレーション
オーイズミフーズ株式会社(店舗清掃)
株式会社ビームス
株式会社ファーストリテイリング(Uniqlo)
株式会社ヨークマート
王子北保育園
株式会社ダイエー
長谷川フードサービス
株式会社 遠藤波津子美容院

就職までの流れ:Aさんの例

[1]地域行事への出店:さくら館まつり・ももぞの祭り

[2]実習:区立中学校での清掃

[3]実習: ファミリーマートでの清掃
▼居住地区のハローワークに登録
[4]企業実習:運送会社の倉庫でのカーペット運搬
▼合同面接会参加・履歴書作成
[5]企業面接

[6]トライアル雇用

[7]衣料品店で採用:バックヤード担当

卒業後の支援

年3回の「同窓会」を通じて卒業生の状況を把握しながら、卒業後も支援を続けます。就職が決まった後も、企業の担当者と連携を取りながら職場で安定するまで支援を続けます。離職してしまった場合は、実習生として翔和学園の事務補助をさせながら再就職に向けた支援をします。

翔和学園大学部のカリキュラム/Q&A