先輩への憧れの連鎖

先輩への憧れが後輩に影響を与え、その後輩が先輩になって、次の後輩に憧れられる。

この憧れの連鎖が、集団で学ぶことの価値です。

■■目黒君のお母様より■■

学級通信、ありがとうございました。

うちの息子が「背中で語れる先輩」になっていたとはビックリですが嬉しいエピソードです。

翔和に入学して、特に高等部に上がってからは校内の活動でも休みの日でも先輩方とも関わりが増え、たくさんのことを学んでいるなと思っています。

学年に関係なく縦の付き合いの多いのが翔和の良さですね。

うちの息子も先輩方から学んだことを後輩のみなさんにしっかり繋いでいってほしいと思います。

来年以降、足立君が先輩として活躍している姿が楽しみです!

■■学級通信-より■■

大学部学級通信DAIJIN 40号

担当:山本

下駄箱の前で、親指をぐっと突き上げながら山本を見つめる足立君。

足立「やまもん!俺決めたよ!」

足立「来年マラソン部に入る!」

山本「おお!知ってるぜ!」

足立「まじすか?!」

山本「もちろんだぜ!でもう嬉しいよ!」

足立「コースってどこら辺走るんすか?」

山本「ここから落合まで行くんだよ。」

足立「それを何往復するんですか?」

山本「品川君や三鷹君は3往復するよ」

足立「まじすか?!」

山本「約10キロだね。」

足立「おぉ!」

ジョギングに行く直前にこんなやり取りがあったのです。

マラソン部顧問の山本は嬉しくて、いつもより1往復30秒速いペースで走ってしまい

ました。

実は昨日のうちに、足立君のお母さまからメールをいただいていました。

足立君のマラソン部入部の裏には、目黒君の存在があったのです!

————————–

【足立君のお母様より】

いつもお世話になり、ありがとうございます。

今日は、驚いたことがありました。

突然「2年からマラソン部に入る!」って言いました。

息子は、あまり運動は得意ではないし「えっ!マラソン??」と本当にビックリで

す。

聞き間違えかと思い、何度も聞き直してしまいました。

目黒君の頑張る姿に影響されたみたいです。学校生活も充実しているのでしょう。

この1年で、たくましく成長したことを感じられ、うれしく思います。

ありがとうございました。

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目黒君の背中を追いかける足立君。

卒業前に大きなプレゼントを残してくれた目黒先輩でした。

■■通信・ここまで■■

先輩への憧れが後輩に連鎖していく。それが、集団で学ぶことの価値です。

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