日比谷ミッドタウンに学ぶ

文化祭は、学生たちに大人気の行事です。

特製紅茶を入れたい。

香川の卓袱うどん、山梨のほうとうを出したい。

ずんだ餅をつくりたい、芋餅を提供したい。

学生は思い思いに自分の希望を挙げます。

熱心に調べて来てもくれます。

では、文化祭は何をもって成功とするのか?

そう問いかけると、「本気で商売」をして「売上・利益」を挙げることだ!と口々に話します。

個々に好き勝手に出し物をして、商売をすることで利益がでるのだろうか?

M君が「商店街だってバラバラのお店が商売しているじゃないか」

みんなで、テーマやコンセプトを決めるのは無駄だと言いました。

それでは、「商店街とショッピングモールは、どちらが儲かっているのか?」

「ショッピングモール」と全員から答えが返ってきました。M君も同意します。

「では、その違いはどこにありますか?」

学生が口ごもります。いろいろ出ましたが、結局は商店街もモールも一緒に当てはまるものばかりです。

決定的な違いは何なのか。

そこで、「日比谷ミッドタウン」を授業で扱いました。

(「ガイアの夜明け:東京”新名所”ウォーズ」の動画を用いています)

今年の3月下旬に開業した三井不動産が運営する複合施設です。
このミッドタウンには様々な店舗が入っています。

その中に老舗書店の「有隣堂」があります。

近年業績を落とし続けている老舗の起死回生策がミッドタウンの出店でした。

売上の上昇に寄与したのはプロデューサーの存在です。

新業態「ヒビヤセントラルマーケット」というコンセプトでフロアに9つの店舗を連ね、小さな街のような施設になっています。食事や酒、本や衣服なども意図的に揃えられ、誰もが郷愁や親近感を抱き、居場所を見つけられる空間を目指してプロデュースされています。

本業が本屋にも関わらず「有隣堂」は理容店や眼鏡屋、居酒屋などを経営し一つの運営形態を作り出しました。

個人個人やる内容は違うかもしれない。
しかし高大学部という大元があって文化祭は成功します。

しっかりとしたテーマ、コンセプトを決めて臨んでいきます。

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