人間の生きていく気力を育てる
翔和学園では、小中学部・高等部、大学部、ワークセンター翔和、グループホーム翔和とそれぞれの段階で、「人間の生きていく気力を育てる」ことを通じて社会性を伸ばすことを目的にしています。
心理、医療、就労の専門家や保護者との連携により、学習場面や生活場面で困難を抱える子どもの早期発見・療育から就労、そして自立までの一貫した支援の実現を目指します。
「人間の生きていく気力を育てる」ことを通して、社会で活躍できる力を育む
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翔和学園では、小中学部・高等部、大学部、ワークセンター翔和、グループホーム翔和とそれぞれの段階で、「人間の生きていく気力を育てる」ことを通じて社会性を伸ばすことを目的にしています。
心理、医療、就労の専門家や保護者との連携により、学習場面や生活場面で困難を抱える子どもの早期発見・療育から就労、そして自立までの一貫した支援の実現を目指します。
大学受験に失敗し、浪人生活のなかで生活リズムの乱れとともに勉強も成果が出ないまま、3年間ひきこもり状態が続きました。「抑うつ状態」を主訴として精神科を受診後、発達障害傾向との医師の判断のもと、翔和学園に入学しました。入学当初は週1回の登校からはじめ、徐々に日数・時間を増やすことで、1年間で生活リズムを取り戻すことができました。2年目は学園のプログラムを行いながら、大学進学という希望ができ、受験勉強にも取り組みました。私の特性と将来のキャリアイメージのマッチングを大学進学を全力でサポートしてもらい、無事に大学に合格できました。
小中学校では人間関係が苦手だったため、通信制高校に進学。課題提出などは全く問題なく、4年で卒業しました。「対人関係が苦手のままでは心配」という保護者のニーズにより、翔和学園に来談。入学当初は「人と関わらずに生きていく」と言っていましたが、文化祭や合宿を通じて人と上手く関われる成功体験を積んだことで、「本当は友達が欲しかった」と語るようになっていきました。保護者としては親亡き後の生活を見越して親離れもさせたいという思いがあり、当学園のシェアハウスに居を移して通学を開始。対人関係だけではなく、自活に向けても頑張っています。
小学校3年生から不登校になり、小中学校は数日登校したのみで終了。その後3年間ひきこもってしまい、翔和学園に来談しました。入学当初は多動・多弁・注意欠陥により学習困難な状態が続きましたが、小学校2年次 にコンサータを服用し、中断している経過があったことから、主治医を訪問。コンサータの服用を再開したことで、行動が安定しました。医療と密接な連携をとることにより、2年間で高卒認定試験に合格し、専門学校へ進学しました。