「初めてにしては上出来!」
「だんだん、覚えてきた!」
「さっきより上手くできたね!」
「なんか楽しくなってきた!」
「失敗も勉強だね!」
「もう1回チャレンジしてみよう!」
丸く焼けず、無残な形のクレープを何枚もお皿に積み上げながら、超ポジティブシンキングで調理に取り組むのはTさん。
失敗なんてへのかっぱ!
清々しいほどの失敗の山を築いていきます。
調理初心者のTさんが作るのは『私をお切り』という名のミルクレープ。
M君のお母さんは「難しいから自分は作らない」と言い、S君は「絶対に料理初心者が作るものじゃない!」と言います。
そんな難易度の高いミルクレープ作りにチャレンジするTさん。さらに、『私をお切り』というからには、ただのミルクレープではありません。
切ってみると…………WOW!!!な仕掛けが用意してあります。当日をお楽しみに!
失敗にへこたれずポジティブに頑張るTさんは、仲間に対してもポジティブな声かけをたくさんしてくれます。
「M君、長い時間頑張ってるね。」
「T野さん、すごいね。」
「S君のオムライスおいしいね。」
「H君の意見、面白いね。」
「T君、頼りになるね!」
彼女の言葉は、料理チームの仲間にポジティブなエネルギーを与えてくれます。
そんな彼女も、さすがに長時間練習を続けると、「疲れた…。」と漏らすことがあります。
それでも、椅子に座って、仲間のオムライスを試食すると、「おいしい!なんか元気出てきた!」とすぐに回復!
疲れに負けず、最後の片付けまでやりきってくれました。
初めてのクレープ作りは、形は上手く作れなかったものの、試食した仲間からは、「味はおいしい」と褒めてもらいました。
Tさんは言います。「まだまだ序の口。疲れとの戦いだね。明日は丸く焼けるようにしたい!」
ちなみに不思議の国のアリスのキャラクターで、Tさんが好きなキャラクターは三月うさぎ。マッドハッターと一緒に風変わりなお茶会を開く仲間です。
マッドハッターT君からは、「練習あるのみ」とアドバイスを受けました。
練習あるのみと聞くと、ハードワーク、大変など、どちらかというとネガティブなイメージが浮かびますが、彼女はひたすらポジティブに、クレープヲタクへの道を突き進みます。