昨日に引き続き、「ペットボトルロケットをより遠くに飛ばすためには、どうしたらいいのか?」がテーマの授業です。
紙飛行機を使って、飛距離の実験を行いました。
まずは、オーソドックスな折り方で紙飛行機を折り、飛距離を計測します。
続いて第1課題。
「形は変えずにクリップを1つ付けてもっと飛ぶようにするには?」
クリップを付ける位置は、先端がいいのか、真ん中がいいのか、後ろがいいのか、位置を変えながら飛行実験を行います。
学生は、実験でわかったことを次々とチャットに打ち込んでいきます。
A君「先端が一番飛びました。」
O君「たぶん先端に重りを付けるとブレが減って空気抵抗が減るんだと思う。」
I君「クリップつけなくても部屋から出るくらい飛ぶんですけど。」
H君「先端の下にクリップを付けて、上に向けて手首を使って飛ばしたら、真っ直ぐ上空で飛ぶよ。」
S君「二重になっているところがあって そこにクリップをつけたらよく飛んだ」
T君「後ろ側にクリップつけるとUターンしながら飛んでいきます。さらにクリップを後ろに追加すると、上下に一回転した…。」
第2課題は、
「紙質、折り方を変えて、もっと飛ぶようにするには?」
F君「紙を変えたら、画用紙の方が遠くまで飛ばせました。」
I君「A4用紙がよく飛ぶ」
A君「材質や紙の薄さによって紙飛行機の飛距離が変化しやすいことに気がつきました。折り紙→薄いからよく飛ぶ。画用紙→厚みで飛びにくい」実験の最中に、紙飛行機の上手い飛ばし方や折り方のサイトをお互いにチャットで流し、情報を共有し合いました。
第3課題は、
「なぜその変化で飛距離が変わるのか説明しよう」
インターネットを使って調べ、紙飛行機にかかる4つの力についてまとめました。重力:地球の中心の核に向かって引く力重力は万有引力のことである。
揚力:飛行機の場合翼によって生じ機体を押し上げる力。上向きに働く力。浮揚力。
推進力:物体をある方向へおし進める力。
抗力:物体の表面に働いてその運動を妨げる力。また流体中を運動する物体に働く抵抗。
今日も実験を通して、飛距離を伸ばすためのヒントを得ました。
学びを活かし、ペットボトルロケットの改良も日々進めています。