翔和学園で囲碁を教えてくれた、プロ棋士 安田泰敏九段は、ミャンマーに「世界一の学校」を作ろうと考えていました。そこで、今回は安田先生とミャンマーにご縁のある方とふれあい囲碁をし、その取り組みについてのお話を伺いました。
認定NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)は、ミャンマーとベトナムで、20年間以上活動する国際協力NGOです。事務局長の新石正治さんは、自身もミャンマーの駐在を経て、ミャンマーでの支援にご尽力されています。
●都市部と農村部の落差
●民族が多くまとまるのが難しかったこと
●軍事政権が支配していたこと
●貨幣単位が大きいこと(1万チャット=1千円)
●学校にトイレがないこと
●電気や水がないのにタブレットは簡単に手に入ること
ミャンマーの現地の様子に、学生たちは強く興味を持ち、様々な質問もでました。
旧日本軍がビルマの解放に関与していたことや最近、太平洋戦争期の日本人の遺体が最近見つかっていることなどを知っている学生もあり、鋭い質問も飛び出しました。
教科書ではなく、現地のリアルな話を最前線で活動している人の話が何よりも、学生たちの心と記憶に残ると確信しています。