本日4/16(土) 翔和学園ロケットプロジェクトの世界記録挑戦の結果報告会を行いました。
翔和学園学生だけでなく、この挑戦に協力・応援してくださった方々も交え、結果を振り返りました。
結果としては、今回の挑戦としては失敗(詳細はこちら)となりましたが、これまでの活動を通して多くのことを経験し、多くのことを学び、多くのつながりを築きました。
多摩川で試射をしていた際、たまたま活動を見て興味を持ってくださった今井さん。
理系の専門知識をお持ちで、部品に関するアドバイスを下さり、試射にも積極的に参加してくださりました。
「みなさんの感想を聞いて関心したのは、みなさん色んなことに興味持ってるんですね!生まれて間もない子供は数年間は親に対してあれ何?これ何?と色々質問しますよね。あれって興味なんですね。その興味をいまだに持ち続けていることは素晴らしいこと。そして、各人が自分が納得できるように物事を解決していこうという力、素晴らしいなぁと思いました。私はこれからどれだけお手伝いできるかわかりませんが、微力ながらみなさんと一緒にこのロケットを打ち上げて世界記録を勝ち取るというところに挑戦したいと思います。頑張りましょう!!」
今回記録挑戦本番の場である北海道スペースポート(HOSPO)、SPACE COTAN株式会社代表の小田切さん。
以前から囲碁を通じて翔和学園とつながりがありました。ロケットプロジェクトに様々な面で力をお貸ししていただきました。
「先日みなさんとお話ししたり、作業をし、見ていて思ったのは、みなさんのそれぞれに得意なものがあるんですね。例えばものすごい手先が器用な人がいたり、片づけが得意、周りに気を配るサポートが得意な人。その得意分野をうまく活かして、それを成功に向けてチームワークの中で発揮をしていってほしいなという風に思っています。きっとそれはできると思っています。」
「頑丈かつ軽いものを作るということ、これはとっても難しいんですね。まさに飛行機でもロケットでもみんなが悩んでるんです。これをペットボトルの世界でもみなさんが実現する。そのことが成功へ一つの道だと思っています。二律背反、どっちをとればいいのかなという良い塩梅を探すにチャレンジをすることが一つ今回の目標になるのかなという風に思っています。」
探査機はやぶさの開発に携わった経緯のある北さん。(通称:あっきーさん)
試射の結果をもとに、その結果をどう次に活かすための考え方や挑戦することの大切さを生徒たちに教えていただきました。
普段はオンラインからサポートしていただいていましたが、本日は実際に翔和学園にお越しいただき、あっきーさんが考える課題についてプレゼンしていただきました。
他にも、この巨大水ロケットの先駆者でもあるぐんま高崎こども宇宙センターの白田さん。
日本初、民間でロケット打ち上げに成功したインターステラテクノロジズ株式会社(IST)の皆様。
その他応援してくださった多くの方々の力があり、今回の挑戦が実現しました。
小田切さんのお言葉にもあるように、子供たちも1人1人得意が違い、それぞれ一人ひとりがこのプロジェクトで活躍してくれました。一人ひとりの一番があり、「ロケットチーム1の〇〇」を表彰状にして渡しました。
あっきーさんからもサプライズプレゼント!
開発に携わるホンダジェットのプラモデルをロケットチームにくださりました。
本報告会で、令和3年度のロケットチームの活動としては終了です。
お忙しい中、本当にありがとうございました!
応援や「一緒に挑戦したい!」という声がとても励みになります。
これからも多くのつながりの力で「成功」を目指しましょう!🚀