前回、前々回の合宿で、荒れてしまった大鷲の整備がある程度進みました。
今回の合宿ではいよいよ、城プロジェクトに向けて「前進させる」内容となりました。
ミッションは「建設予定地の草刈り」と「基礎に使う石運び」
2019年に購入後、放置されてしまっていた砂利と割栗石。割栗石に至っては草に覆われてしまっていました。
これを3日間かけて、「人力で」山頂まで運びます。
方法は至ってシンプル。土嚢袋に石を詰めてそれを運ぶのみ。
服の色が変わるくらい汗びっしょりになりながら運びました。
1日目終了。まだまだ残っています。果たして運びきることができるのか…?
2日目。7時過ぎから活動開始。体力があるうちに一気に進めます。
砂利の大部分がなくなり、地面が見えて来ました。
ひたすら繰り返す作業に段々とモチベーションが下がって来た時に新しい仕組みを導入。
自分がどれだけ運んだのかを「見える化」しました。
たくさん運んだ人が偉い訳ではなく、運ぶ数が少ない人を責めるものでもない。
「これだけ運んだんだ!」と自分を鼓舞しても良いし、「あの人はすごいな~」とリスペクトしても良い。自分の限界は自分にしか分からない。
「見える化」したことで、俄然スイッチが入った学生も。1行に収まりきらないほどたくさん運びました。
2日目が終わり、まだまだ残る割栗石。あと半日で終わるのか?
夜に行った「サンキュータイム」。
- 服がドロドロに汚れるまで運び続けたK君をすごいと思った
- 同じペースでずっと運び続けるI君。一袋ずつでもほとんど休まなかったから、休みながら一度にたくさん運んだ学生より結局多く運んでいた
- みんなが頑張っていたから自分も頑張れた
学生からたくさんの「サンキュー」が出てきました。
最終日の3日目。この日も7時過ぎから活動開始。
強制はしない。でも「昨日と同じだと終わらない」ことを共有。
すると前日より1回に持つ量が増える学生が続出!
中には「特盛り」の袋を運ぶ猛者も。
何度も無理だと思われた石の山がどんどん小さくなっていきました。
そして時間ギリギリの中、ついに石運び完了!!!
「石を運びきる」。このシンプルな作業を通して、「全力を出し切る」「諦めない」ことを職員含めみんなで体感しました。
次回合宿ではこの運んだ石で基礎づくりに取り組みたいと思います。
~学生の感想より~
大鷲合宿の皆さん!(僕もそうだけど)お疲れさまでした!僕自信楽しい合宿でした!
この3日間は、苦しかったり楽しかったりした日々でした。2泊3日お世話になりました。
合宿は楽しかったけど足の爪痛くて大変だったけど頑張って合宿を終えました。
石、砂利などを重くても頑張って運び終わったので良かった