翔和学園大学部には「朝の日課」という時間があります。「全力を出しあえる集団をつくる」ということを目的にした時間です。
その「朝の日課」を参観した公立学校の先生方から以下のような感想をいただきました。
■A先生
体を動かし、⼤きな声を出させることの重要性もわかりました。詩を朗読し、歌を歌いながら、暗い表情で声も出さなかった⼆⼈の男の⼦もしだいに唇が動き、体がリズミカルに揺れ始めました。
しばらくして、ハイテンションの⼦どもたちの様⼦を⾒ながら、恥じらいのためかその場にとけ込めない私のそばに来て、少し笑みを浮かべながら肩に⼿を回す⼦がいました。
少し前まで、暗い顔をして、声を出さず、私が⼼配して⾒守っていた⼦でした。
私は、いつの間にかその⼦につられ、肩を組んだまま体を揺らし、歌っていました。何か⼤切なことを教えられたという思いとともに、あついものがこみ上げてきました。
■B先生
翔和学園に通う⼦どもたちを⾒て、率直な感想として「とても元気で、活発で、⼀瞬⼀瞬を全⼒で⽣きている」と感じました。
その事を特に実感したのが「朝の⽇課」にある合唱や詩を通してお腹から⼤きな声を出す場⾯でした。
⾒学させていただいた時期が1 年間で⼀番まとまっている時期とあってか、⼦どもたちは⾃分の存在を主張するかのように⼤きな声を出していて、僕は本当にその姿に圧倒されました。