ロボロボ通信その7-1

※「ロボロボ通信」は翔和学園小中学部(ギフテッド2E)の学級通信です。

☆AIチーム

「またエラーだぁ!!」

頭を抱えながらも、果敢にパソコンとにらめっこするH君。
私が声をかけなくても、自分でエラーコードを修正していきます。

「先生できました!」

見事にチャットボットをくみ上げてしまいました。
LOKIと言う名前のちょっとお茶目なボットができました。

今日から、AIづくりに参戦したA君も集中して取り組みました。

「マインクラフトにも似たようなプログラムがあるんだよ」と言いながら、

次々と課題をこなしていきます。ものすごい吸収力。昼食を終えた後は、誰に言われるでもなく、自分から課題に向かっていきます。

フェイスブック創設者、ザッカ‐バークを彷彿とさせる勢いです。

午後の活動。

チャットボットを完成させたH君と、S君が、マイクで音声を拾うプログラムに取り組み始めました。

しかし、ここで大苦戦。何度やってもエラーが出てしまいます。

私がやっても何故かうまくいきません。

「残ってやっていってもいいですか。」二人とも、4時半まで学校で試行錯誤しました。結局タイムアップ。今日は、音声入力を組み込ませんでした。

「う~ん。マイクで声を拾わなくても、テキストを手で打ち込めばいいかな」

ちょっと弱気になる二人。でも、ダメです。

おしゃべりするAIを作ると決めたのですから、ちゃんとみんなでやり切ります。

明日は、彼らの作ったおしゃべりAIの記録をお届けします。

文責:柏田

☆バンドチーム

今日はレコーディングをしました。
PCで作ったオリジナル曲を少しずつ、生音に差し替えていきます。

Sくんは軽やかにレコーディングを進めることができました。
苦戦したのがNくん。リズムが上手くとれず、私も厳密に録音しようとリテイクを何度も出したため、途中まで頑張ってレコーディングしていましたが匙を投げてしまいました。

「好きな曲を好きに弾くのが楽しいのに、これじゃ楽しくない」

その通りだと思います。よくわからない曲に一緒に付き合ってもらい、レコーディングしています。

私の願いとしては、ロボロボ翔大祭というこの機会に、音楽を通じてできるだけ遠くの景色を見る機会にしたいというのがありこの企画を立てました。

将来音楽をどれだけ本気でやるのかわからない。趣味でやる程度かもしれない。それでも折角の機会なのでもう少し付き合ってもらおうと思います。だってかなり上手くなっているんです、この一か月くらいで。

一週間もすれば、できなかったことがどんどんできるようになっている。その経験や技術は、思いもかけないところで財産になったりします。

成功するかわからないような無謀なチャレンジは、届く届かないに関わらず全力でめいっぱい近づこうとすることで、新しい景色をきっと広げます。

Nくんだけではありません。

昨日から合奏に参加したFくんは、千本桜を餃子作りの合間に一生懸命練習しています。前奏はかなり安定して見事に弾けます。

Hさんは合奏に参加していませんが、千本桜やMEGALOVANIAをタピオカミルクティ作りの合間に練習しています。みんな弾いているし、興味がわいてきたのでしょう。彼女も毎日少しずつ弾けるようになってきています。

Hくんは、この二週間で「U.N.オーエンは彼女なのか?」という難しいインスト曲を、鍵盤歴がゼロに近い状態からどんどん弾けるようになり今では両手でスムーズに弾くための練習です。合奏には入れていませんが、軽音部ではこの曲を披露できないかと昨日から合わせ始めました。

音楽の力がとても大きいと改めて感じる準備期間となっています。

文責:五十嵐

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