発達障がいの方の感情コントロールの難しさはよく知られています。
ちょっとしたことですぐに怒り出して物に当たったり、ひどいときは手がでてしまうこともあります。怒りや興奮状態、ストレスをコントロールするために、自分がどういう場面でイライラするのかを理解することが大切です。
翔和学園では、「アンガーログ(怒りの記録)」を用いて指導を行っています。
生徒・学生が「怒った」とき
①それは「どんな場面」だったのか?
②「どんな気持ち?」「どれくらいの大きさ」だったのかを、感情の言葉とスケールを用いて「感情」の気づきを促します。
③「どう対応したのか?」ゆるせたのか?ゆるせなかった?爆発したのか?記録をとりながら、振り返りをしてゆき、
最後に
④「もう一度、やり直せるとしたら、どうする?」と問いかけることで、
「正しい行動」につながるように促していきます。
具体的なアンガーログを用いた実践例については次回!
つづく…