「自分」を演じ、「自分」をみつめる

3月16日の卒業式・終了式では、オリジナルの劇を披露しました。

劇のタイトルは「カマリクッス」。マトリックスのパロディです。

理想が実現する仮想空間の世界にのめり込む若者たちが、現実の自分を見つめるようになっていくというストーリーです。

ストーリーを構成する一つ一つのエピソードは、大学部の学生たちの日常そのもの。「誰かを演じる」のではなく、「ありのままの自分を舞台の上で表現する」というコンセプトで脚本をつくりました。

劇のセリフには、学生たち一人ひとりの卒業・修了スピーチのフレーズも使われています。

劇について、D君のお父様から次のようなメッセージをいただきました。

=====D君のお父様より=========

スピーチや劇を見ながら、学生1人1人が色々と悩みながらも少しずつ前に進んでいっている様子がよくわかり、我が子と重ね合わせて思わず涙目になってしまう事が何回もありました。

チラッと様子を見た息子も涙目みたいに見えた時があったので、何か感ずるものがあったのではないかと思います。

あの長丁場の劇をやり通した学生さん達に拍手👏です。先にスピーチを聞いていたので台詞の重みもよく伝わりました。

それにしても、あの劇は深いですね。学生さん1人1人が台詞を通して自分を見つめなおす。大人でも難しいだろう事をよく頑張ったなぁと感慨深かったです。

今の息子にはまだハードルがちょっと高いけれど、いつか彼もあの様な劇を通して自分の弱さや辛かった過去とキチンと向き合い乗り越えて行ってくれると良いなと思っています。

卒業式の日は息子にとっては長い1日でしたが、帰宅後は疲れもあってか早々と寝てしまい、翌日はスッキリした顔で起きてきました。

他の人のスピーチを初めて通しで聞いて、彼なりに色々感じる事があったのでしょうか?

それから、朝食時に時々「人生について(?)」の様な話題を振ってくる事が増えました。

鉄道関連の話題が殆どだった本人に何らかの変化?があったようです(笑)

鉄道以外の話についても、春休み中に本人とじっくり話をしてみたいと考えています。

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