青春の1ページ 〜我が人生の一曲〜

3月16日の卒業式・終業式までの間、大学部の教室には、学生たちが選んだ「我が人生の一曲」が流れます。

現在のラインナップ
◆Regret nothing 〜Tighten Up〜(仮面ライダーオーズ挿入歌)
◆Departing from New Shibuya Terminal(SUPER BELL”Z &向谷実)
◆アンビシャスジャパン(TOKIO)
◆アイデンティティ(サカナクション)

「アイデンティティ(サカナクション)」を我が人生の一曲に選んだS君は、その理由について次のように書いています。

—S君の日記より—
この曲を知ってから半年くらいしか経っていない。それでもこれからの人生で記憶に残り続けるだろうから選んだ。

Sound HorizonよりサカナクションのCDの方が家にある可能性が高いという打算的な考えも若干あった。

自分らしさを見つめなおしても誇れるような自分らしさもない。自分らしさを考えさせられるこの曲の歌詞は、私に上記のことを気がつかせてくれた。

ショックだった。

そもそも自分らしさに誇りが必要かもわかりはせず、歌の深い意味も考えたこともなし。

せいぜいネットの受け売り情報などという、アイデンティティの欠片もないものを見て納得した程度。

それなのになんとなくこの歌詞は私に刺さった思える。

なので多分、この曲の「アイデンティティがない 生まれない」というフレーズは記憶に残り続けると思う。

自分らしさの何が良いのか、答えを私はまだ見つけられていない。

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